マルチで単身欧州巡業/5日目ブッパタール~ウイーン

■5日目ブッパタール~ウイーン

ホテル飯信用してないので、
街にくり出したもののひと気が殆どない。
それもそのはず今日は日曜日。
途中やっと見つけたカフェでクロワッサンとカプチーノ。OK。
一応、昨日バカ旨だったチキン丸焼き目指してマーケットにいざ出陣…してみる。
さて今日はウイーンに行く。
ブッパタールはずっと今にも泣き出しそうな沈鬱な天気だったな。

ああ.…マーケットは休みだった。

デュッセルドルフ空港で
チキンと野菜のマリネ+カプチーノ美味しかった。
パンも二枚。

ウイーンに着いて、
ホテルでIngridさんに会う。
おばあちゃん。
おばあちゃんに連れられてホテルから20歩だという会場の方向を早速間違う(笑)
ステージとリハ会場を見学の後、純君は現場に残って練習。
エンジニアのフィリップとパーカッショニストのゼルイスは何処かへ。自分は散歩中に見つけたナゴヤスシという怪しげな店でカレー弁当を注文。8・5ユーロ。店内は日本人でない東洋人だらけで失敗したと思ったが弁当は最高だった。チキンカレーは辛くて絶品。タイのイエローカレー風。サラダに味噌汁、フルーツが付いている。
マグロと鮭の握りと海苔巻きも。そしてゴハンは何故か赤飯だったがALL OK!
ビール2杯でしめて15ユーロ。
結構安い。
いやあ、不思議なディナーだった。
イミテーションは大体ヒットしないのが普通なのだがな。

喉が渇いた。
部屋にミニバーが無いので、
コールするかロビーに来るしかない。ロビーでカフェラテとアイスウォーターを頼む。
部屋の水道水は飲めるらしい。
ホテルの案内に英語で書いてあった。それは世界でも珍しい。日本も昔は
そうだったのだがな。
しかし、ぬるいので、ロビーに来て飲んでいたら、ヴァーニャ達が到着!
トランスポーテイションのトラブルがあったようだ。可愛そうに。
ヴァーニャ達にとってもここは外国なのだ。言葉の壁か段取りが空回りしていた
のだろう。
ほどなく、純君ファミリーも帰ってきた。
ウイーン料理も絶品だった模様。
ウイーンの夜は更けゆく。
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# by DAIROBARIBARI | 2014-03-29 03:29 | 大ARY  

マルチで単身欧州巡業/ドイツ・ブッパタール4日目

■ブッパタール4日目

チキン食べようとまたマーケットまで来たが、なんだか道すがら人通りが少ない。
店もクローズしているところが多い。
携帯に日記付けようとして気が付いた。今日は土曜日だ。
全く毎日鈍臭くてかなわない…。

10:30位になってようやく人通りも賑わってきた。
マーケットもようやく店開きを始めた。
お目当てのチキン丸焼き専門店は、楽しみにしていただけあって滅法美味かった。香ばしくてジューシー。クォーターで2ユーロチョット位。
ここのところパン類ご飯と炭水化物が多かったので、熱いたんぱく質は有難い。

本番会場でリハーサル。
大型ライブハウスより少し大振りで、劇場より小降り位なハコ。
ステージは12-3人が乗るにはちょっと居住空間が狭い。
しかし隣人同士仲良く工夫してテリトリーをゲット。
ウォルフガングがオレとの間にバリトンサックスケースを置いて、そこに
楽器を並べていいか、と訊くから嫌だ!と言った(笑)だって邪魔だもん。
でも可愛そうなので、「ブランケット持ってきて楽器の下に敷いたら?」と
提案したら、どこからか真紅のピアノカバーみたいなものを持ってきて
そこに彼のバリトンサックスが収まった。スペースが出来たのでオレの
アルトフルートとフルート、ソプラノも置かせてもらった(笑)
楽器が中国の王様のように見えたので、しばしウォルフガングと冗談交わし
日本と韓国や中国などの紛争もこういう風に解決すべきだな~!と、
ヨーロッパだってそうだ、みたいな話しで大いに盛り上がった。
詩菜ちゃんがホットコーヒーを探してくれたお陰でリラックスしてリハーサルに臨めた。

さてこれからリハ前にレストランでの夕食の時間。本番まで一時間半強。
うーん(^_^)子牛の煮込みの晩飯も美味かった。骨付きで、その骨の随も美味しい。マッシュポテトと付け合わせの野菜も美味しかった。
ストリングスのセカンドヴァイオリンの初老で寡黙なオヤジと狭いテーブルで一緒なのだが、食後にスイーツも頼もうとしている。
結局、彼が興味を持ったアイスクリーム的なものを二人分オーダーした。彼は
メニュー内容をオレに訊いてきてびっくりしたが(なんでオレに訊くんだよ?)
たぶんアイスクリーム系で、焼いたピスタチオとキウイフルーツのサラダが乗っているはずだ、と答えた。
さて回答や如何に…
ズバリ正解!
しかも強力に美味しかった。
カナリ流行っているレストランの様だ。
さてもう少しで本番。

本番はリラックスして臨めた。皆もそうだったのではないか。
内容もよかったし、反応も上々。明日のジョーと段平オヤジ。
フェリックスは今日の本番の長さは丁度良かったのではないか。(リハでは長かった)
メニューに関して純君に提案したのだが、ジプシー音楽の彼を最後に置くよりも
彼を間に挟むことによって、純君ワールドが薄まらずに済んだし、
なによりもトリプルアンコールが来たのが今夜の成功を物語っている。

今は酔いどれタイム。自分はそろそろ帰りたい。
英語ばかりの一日も疲れた。みんな踊ってる。ヴィム・ベンダースも来た。
ピナのダンスチームも来た。お客も出演者も皆踊ってる。ヨーロッパのダンス音楽。
夜は更けゆく。
♪♫♪♫♪♫♪♫
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# by DAIROBARIBARI | 2014-03-29 03:28 | 大ARY  

マルチで単身欧州巡業/ドイツ・ブッパタール3日目

■ドイツ・ブッパタール3日目

朝8:00に起きて散歩した。
市場まで歩く。途中のお店でパンとカフェオレを。
おかずパンと甘いパンと。
大き過ぎて甘い方は残した。

街は日本と同じかそれ以上のクリスマスモードだ。
市場のチキン丸焼きが美味しそうだった。よし!明朝はそれを食べよう!

リハは今日も通しが二回。
ちょっと疲れた。

オペラハウスでピナバウシュのダンスのショーがあったのだが、最初は疲れが予想されたので断ったのだが、是非来て欲しいと言われて結局チケットを買わされた。
しかし劇場に着いて完全に引いた。当たり前だが皆ドレスアップしているのである。
一番前の席などセーターにジーンズスタイルで座れる訳がない。
結局逃げ出した。
しかし荷物や楽器を一時預けた部屋に迷路で戻れない(汗)。
前にも見たし1ステージで帰るという三宅ファミリーを待って帰った。もちろん観なかったことは黙り通した。無用な気遣いをさせるので…。

今夜の〆は昨日今日と目を付けていた中華へ。
青島ビールと卵スープと海老炒飯とサラダと酢豚を頼もうとしたら、炒飯に差し掛かったところで止められた。
つまりはそれ以上食べられる訳が無い、と。
出てきた量で納得した。
対応の丁寧なウエイトレスだった。

さあ帰ろう、と。
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# by DAIROBARIBARI | 2014-03-29 03:28 | 大ARY  

マルチで単身欧州巡業/ドイツ・ブッパタール第2日

■ブッパタール第2日リハ初日。
夕べのホテルディナー(シーザーサラダ、コンソメスープ、トマトパスタ)のクソまずさ。
遅れて純君ファミリーやベースのマニューやドラムのゼルイス、エンジニアのフィリップも集まってきたが、先に既に食事を進めていたオレは詩菜ちゃんに「ビーフコンソメなのに超酸っぱいよ」と忠告。
なので、本日リハ初日の後のディナーは、純君の誘いがあったので、
合流させてもらうことにした。
ホテル近場のイタリアンだが、
前菜もパスタもまあまあイケてた。オレの頼んだゴルゴンゾーラのペンネはOKだった。
みんなでシェアして食べる。
純君のと詩菜ちゃんのはきし麺みたいなパスタだったが、ギリギリ合格な感じ。恭子ちゃんのはトマト味のペンネで、いつまでも熱いのが不思議だった。
詩菜ちゃんが夕べのホテルのパスタの事を話し始めたので「あれは論外の食い物でしょう」と。それ位不味かった。

肝心のリハは、日本人2人、フランス人3人、ブルガリア人4人、ドイツ側から5人、オーストリア人1人。リタはアメリカ人だったよな?ゲストのハンガリー人と
国際色豊か。
編成は純君がピアノとフェンダーローズ、フリューゲルホルンとフランペット。
ストリングスカルテットにギター、ベース、パーカッション、コンダクター付きの
ブルガリアン・ヴォイス、ゲストのギタレレ弾き、ゲストのジプシーヴァイオリン。
もう一人のサックスプレイヤー。
今回オレは楽器多数だったのでバリトンは我が白バリを諦め、現地調達することに
した。運良くドイツとウィーンにはヤマハ・アトリエが有るので、銀座アトリエの
富田さんが仲介に入ってくれたお陰で、かなり状態の良いヤマハバリトンが
届いていて助かった。また、バリトンスタンドもバスクラスタンドも準備してくれて
大変有難かった。

皆わりと良く予習している方だと思う。スムーズに運んだのではないか。
政治的な理由で入った(笑)地元のサックス奏者ウオルフガングとも仲良く演奏した。
ゼルイスからも小物パーカッションを借りて和気あいあいと。
リハ最後に登場したハンガリー人ジプシーヴァイオリンの怨念の歴史を繰り返し読みあげる呪文の様な音楽には辟易したが(笑)当地では相当のスターの様である。
もちろん相当に上手い。
彼とマネージャーの二人をオレは心の中で明日のジョーと段平親父と呼ぶ。
俺様のジョーを辱めない様にちゃんとやってくれモードで純君に迫る段平オヤジに笑ってしまった。
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# by DAIROBARIBARI | 2014-03-29 03:26 | 大ARY  

マルチで単身欧州巡業

音楽雑誌にも寄稿しているのでブログへの投稿控えていました。順次載せていきます。
2013 11/20~12/1の出来事です。

■ウイーン市やドイツ・ブッパタール市の招きで、単身10日間の欧州演奏旅行に
行ってきた。
天才的なコンテンポラリーダンサーで振付家のピナ・バウシュが2009年に68歳で
他界したが、その影響力は図り知れず、残ったダンスチームは今も精力的に活動、
最近では、「ベルリン天使の詩」等の名監督でもあるヴィム・ベンダースが
ピナを撮った映画「Pina/ピナ・バウシュ踊り続けるいのち」(2012)が
アカデミー賞にノミネートされ、その映画音楽にも携わりピナと
交流の深かった作編曲家の三宅純のオファーで特殊編成の楽団に加わることに
なった。ウィーンフィルのメンバーもいるという話だったので、とても楽しみに
していた。
以下、旅の徒然にしたためた雑然とした日記をそのまま披露、ということで,
お付き合いのほど…。
■主な登場人物
☆純君/三宅純。バークリー音楽大学時代の同期。
1981年マサチューセッツ・ファウンデーション主催の
作曲コンクール部門で優勝。帰国後はCM王と
呼ばれるほどのCM音楽制作に手を染め、かたわら意欲的なCDアルバムを10数枚
リリース。1996年にはオリバー・ストーンの推薦により、クリエイティヴ・
アーティスト・エージェンシーと正式契約。2005年にパリにも拠点を設け、
2007年に発表したアルバム「Stolen from strangers」は欧米の音楽誌で
「年間ベストアルバム」「音楽批評家大賞」などを受賞。
ギャラリーラファイエット・オムの「2009年の男」に選出され、同年5月には
パリの街を三宅純のポスターが埋め尽くした。
今回の白バリ道中記の根幹を成すのは、彼が主要楽曲を提供したヴィム・ベンダース
監督作品「ピナ/踊り続けるいのち」で、European Film Award 2011,
ベストドキュメンタリー賞受賞、またアカデミー賞2012年ドキュメンタリー部門、
英国アカデミー賞2012年外国語映画部門にノミネートされた。
それに端を発したイベントである。
☆詩菜ちゃん/純君の愛娘。26歳。パリでアート関係の仕事をしている。
☆恭子ちゃん/純君の長年の連れ合い。
☆ウォルフガング/ブッパタール側が仕掛けたサックスの刺客、ドイツ人。
☆フェリックス/ドイツのジプシーヴァイオリンのスター
☆リサ/米国の繊細なヴォーカリスト
☆ゼルイス/南米の陽気なパーカッショニスト
☆ヴァーニャ/ブルガリアンボイス・チームの明るいコンダクター
☆INGRIDさん/ウイーン側の窓口の人。
☆宮地さん/ウイーン・ヤマハのテクニシャン及びリペアマン

○月初日
エレクトリックチケットのバウチャーコピーなど持たずに
羽田からパリ~トランジット~ルフトハンザのゲート内まで脳天気に進入達成。
後で気が付いたが、どうやらINGRIDさんや純君がPDFで二ヶ月前に
メールで送っていてくれたものを見落としていたようだ。
相変わらずのボケさ加減がさらに進行していて我ながらほとほと参る。
(ただし、昔ながらに電話でリコンファームしておいてよかった/汗)
4度目のドゴール空港でも例によって案の定迷ったが、極めつけはドイツ•デュッセルドルフ行きのトランジットのためにターミナル1行きのバスに乗らなくてはならないのだが、案内されたバスはターミナル1行きとは書いてないので念には念を入れたが「行く」という。しばらく走ってやはりだんだん不安になり、運転手に本当に行くのか再び訊ねたら、もう過ぎた、後ろだと言う。え~!ウソ~!と憤慨しているとバス内電光掲示板の停留所の一つの、その下の方に小さくターミナル1と書いてあるではないか。つまりはなんとバスでまた乗継なのであった。なんと複雑にして不親切なのか、恐れ入った。バスで空港内二周の空港内観光。ちっとも面白くない。
しかし、それにもまして純君はオレがチケットも持たずルフトハンザのトランジットカウンターに辿り着いたことに感心しきり(笑)いやあ、久しぶり~!!!(汗)
パリからエンジニアのフィリップとベースのマニュー、ドラムのゼルイスとも合流。
純君達と談笑して楽しかったが、デュッセルドルフ行きの飛行機は当地の悪天候のために4-5時間遅れてしまった。
代替小型飛行機でなんとかデュッセルドルフに到着。辿り着いたブッパタールは寂しい街だった。モノレール発祥の地だとか。
シャワーを浴び、持ってきた楽器5本、バスクラリネット、ソプラノサックス、
アルトフルート、フルートを念入りにチェック。
チェックといえば…アルトフルートとフルートはトランクに衣類などと一緒に
閉じ込め、バスクラリネットとソプラノサックスは機内に持ち込むために
座席をもう一席確保した。思い出すとその交渉(英語で)は大変だったな。
それこそ難航といってもいい。東京ーパリ間はなんとかなったが、
その後の欧州各国間は手付かずのままに気がついて、そこも同じ様に座席を
確保してもらい、万が一の盗難や没収を恐れて石森楽器店や昭和楽器店に紹介して
もらった保険屋さんと相談して楽器保険にも入った。
楽器保険加入のコツは帰国したら解約すればカナリ倹約になる。そこがポイント。
さて、ホテルで遅い晩飯。
しかし、ここのビーフコンソメスープが酸っぱくて、パスタもまずかった。
さて、さんざんな第一日目がほぼ終了。眠くなってきたぞ。
明日に備えるかな…
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# by DAIROBARIBARI | 2014-03-29 03:25 | 大ARY