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2015 総括

2015今年一年有難うございました。

主に管楽器専門誌<パイパーズ>と<フェイスブック>で時折近況をお伝えしているので、大ARYブログの方はすっかりご無沙汰になり申し訳ありません。

膀胱癌による全摘出手術入院とともに幕開けした2015年でしたが、現在それなりの不具合はあるものの、音楽の方は例年通りの仕事量に復活しました。
何よりも「生か死か」を支えてくれた家族に改めて感謝しつつ、2016~は、パリで活躍する三宅純氏の編曲によるソロアルバム制作、そして音楽生活40周年を別の角度からまとめあげることに、一心不乱にスパートをかける所存です。
加えて、悲願の国産バリトンサックス最高峰の製造にも絡んでいきたいと思います。

リーダーユニット、PINKBONGO、CROSSCOUNTER、そして在籍21年目の熱帯JAZZ楽団、エリック宮城EMバンドやブルーノートジャズオールスターズ・ビッグバンドや守屋純子オーケストラのレギュラーとして在籍するビッグバンドにも変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。

またサックスカルテット編曲や後進の指導にも残る情熱を注ぎたいと思っています。
来年以降も何卒応援宜しくお願いいたします。

宮本大路





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# by DAIROBARIBARI | 2015-12-30 14:29 | 大ARY  

2016/1~5月ライブスケジュール

2016/1/3(日)
モヒカーノ関メモリアルライブ@佐野Bar Kenn

1/6(水)~7(木)
エリック宮城ブルーノートジャズオールスターズビッグバンド@ブルーノートTOKYO

1/16(土)
スーパーマルチーズ@バードランド
1/17(日)
スーパーマルチーズ@成城ブールマン

1/23(土)
エリック宮城ブルーノートジャズオールスターズビッグバンドinつくば

2/11(木)
北原雅彦”北ジャズセクステット”@モーション・ブルー

2/20(土)
花咲徳栄高校吹奏楽部定期演奏会ゲスト出演@春日部市民会館

2/26(金)
守屋純子オーケストラ@渋谷さくらホール

3/9(水)
スーパー・マルチーズ@国立FUKUSUKE

3/13(日)
長崎日大付属高校吹奏楽部定期演奏会ゲスト出演in長崎

3/15(火)
守屋純子女史とのデュオ@茗荷谷カフェ U

3/25 (金)
スーパーマルチーズ@柴崎さくらんぼ

4/1(金)
北村英治コンサート(クラリネットアンサンブルにバスクラで参加)
@サントリー・ホール

4/3(日)
ピンクボンゴ@岡山芳烈酒蔵コンサート

4/15(金)
クロスカウンター@赤坂B♭

4/16(土)
熱帯JAZZ楽団in香川
4/20(水)
熱帯JAZZ楽団@名古屋ブルーノート
4/21(木)
熱帯JAZZ楽団@大阪ビルボード
4/22(金)
熱帯JAZZ楽団@大阪ビルボード

4/30(土)
ブルーノートTOKYOジャズオールスターズ・ビッグバンド@御茶ノ水ワテラス(昼)
@ブルーノートTOKYO(夜)

5/1(日)
木幡光邦923ビッグバンド@赤坂B♭

5/15(日)
ブルーノートTOKYOジャズオールスターズ・ビッグバンドinシンガポール

5/20(金)
(仮)守屋純子

5/27(金)
エリック宮城EMバンド@みなとみらい大ホール「題名のない音楽会」


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8/7(日)
ピンクボンゴ@葉山ジャズフェス

8/11(木)スーパーマルチーズ@蕨OUR DELIGHT

8/17(水)クロスカウンター@赤坂Bフラット

8/26(金ブルーノート東京オールスターズジャズオーケストラwithIVAN LINS


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# by DAIROBARIBARI | 2015-12-27 23:21 | ライブスケジュール  

DAIRO'S LESSON

<春到来!そうだ!レッスンに行ってみよう!>

♪うららかな春は、何をするにせよ、スタート/再スタート切るには絶好のシーズン♪
■ヤマハ ミュージックアベニュー 渋谷 cocoti
 SAX全般 個人レッスン DAIRO's SAX プライベート・コース
 月2回 各30分 日曜 or 木曜
  
 SAX全般 グループレッスン DAIRO's SAXメイト・コース
 <初心者歓迎、3~4人の少人数制>
 月2回 各1時間 日曜 or 木曜
 (2015/8月現在、日曜に若干の空き有り14:00~15:30/4枠募集中/木曜は17:00と19:00台に空き有り!今がチャンス!お問い合わせください)
  
 お問い合わせは ヤマハ ミュージックアベニュー渋谷cocoti
 TEL:03-3409-2671


■昭和楽器 本川越 ぺぺセンター(本川越 駅ビル 4F)

SAX全般/個人40分/グループ 1時間(ともに初心者歓迎/今がチャンス!絶賛募集中)
アドリブ講座(大路のテキストを使用してインプロヴァイズの手ほどきを/楽器問わず)
月2回 土曜
お問い合わせは 昭和楽器 TEL: 0492-23-3377
Mail: honkawa-pepe@showagakki.co.jp


■プライベートレッスン(練馬区)

 ♠SAX(Fl.Cla.)全般/個人レッスン 
  JAZZの奏法からJAZZアーティキュレーションの習得、そして
  拙著 『DAIRO's JAZZ・WORKSHOP ~理論編』 及び 『トレー
  ニング編』(株・サーベル社)の2冊・他を中心にアドリブライン
  の組み立て方を伝授します。
  経験不問。全く楽器を持ったことがない!という素人の方にも
  サックスの選定、組み立て方、マウスピースやリードの選定等、
  懇切丁寧にお教えします。初心者の方には、音4つ5つ覚えた
  時点でアンサンブル体験出来るように、充実した機材や音源
  も使用しながらレッスンいたします。

♠アドリブ講座/楽器を問わず!/個人レッスン
  『DAIRO's JAZZ・WORKSHOP ~ 理論編』 及び 『トレーニング
  編』(株・サーベル社)の2冊・他を中心にアドリブラインの組み
  立て方を伝授します。
(ベース奏者やフルートプレイヤー、三味線弾きやトランペッターも来ています/皆さんプロ!)
  
☆両コースともレッスンは月約1回ペース(所要時間:1回約1時
  間半~2時間)。
  初心者の方や久しぶりにサックスを再開された方も歓迎。
  レッスン日はお互いのスケジュールをすり合わせ決定します。
  レッスン代は比較的リーズナブルな設定です♪ お気軽にお問
  い合わせください。

首都圏に居住の生徒は月一回ペースですが、地方からの生徒は例外的に
2~3ヶ月に一回を認めています。
現在遠方より通っている生徒の内訳は、
千葉、 茨城、福島、長野、名古屋、大阪、島根、シンガポール。

<大路余談>
「現在、アルト、テナー、バリトン、フルート、ベースの各プレイヤーで、初心者から
プロまで総勢約40数名の方々が拙宅プライベートレッスンに来ています。
年齢も10代から60代まで老若男女職種も様々で、レッスンの間にお伺いする四方山話で
こちらが教えられることも多いです(笑)

ある程度カリキュラムが進んだ生徒さんが参加する<大路門下生発表会>も毎年一回
開催しています。
参加者は、ヤマハ、ヤマノ、昭和楽器の各教室、自宅プライベートレッスン、の中から
精鋭達が集います。
去年の参加人数は19名でした。本年11/7は20名でした。興味のある方はノゾキに来てください。
コーヒー一杯で入場できます♪
また、当発表会のサポートミュージシャンですが、去年は守屋純子さんのピアノ、
早川哲也さんのベース、高橋徹さんのドラムでした。今年のベーシストは加瀬達さん。
発表会の後の打ち上げがまた盛り上がります。クローゼ(エチュード)がなんだ!とかの
楽しい怒号が飛び交い、10代と70代のテナーマンがスタン・ゲッツの話題でマニアックに
白熱したり、出身校が同じ人が3人も4人もいたり等々、毎年激しく盛り上がっています。

リードは勿論、リガチャーやマウスピース、楽器本体に至るまで、私が干からびるほど
本人に最もアジャストするまで徹底的に追及し、ついには大路お宝をゲットするほどの特典も
時にはあります(ここだけの話ですが/笑)。

また、にわかには信じられないでしょうが、私の弟子同士が意気投合して結婚して子供も
産まれた例もあります。出会いの場としても最高で~す(爆)。

さて、真面目な話、大路の晩年は正直、後進の指導に最大の力点を置いています。
吹奏楽で過ごした経験、バークリー音大で得た知識、大歌手のサポートも日本を代表する
名プレイヤーと共演してきたことも、ピンクボンゴ等の大路主宰のバンド活動も
無数に録音を重ねてきたスタジオワークも、そして、
岡本章生とゲイスターズで始まったビッグバンド遍歴、現在在籍中の、
熱帯JAZZ楽団、エリック宮城EMバンド、守屋純子オーケストラ、ブルーノートオールスターズ
ジャズオーケストラ等々で培った現場の体験を全て惜しまず、ためらわず、
レッスンに注ぎ込んでいます。
初心者から歓迎しています。
是非、意を決してコンタクトしてください。




 クリニック 

■ SAX全般のクリニック、バンド(ビッグバンドを含む)クリニックも
 承っております。
  


 ゲスト出演 

■ 学生バンドのゲスト出演、アマチュアビッグバンドのゲスト出演(バリトンサックス・フィーチャーリングのバラードなど多数用意してあります)吹奏楽のゲスト出演(西田幹氏吹奏楽用アレンジのバリトンサックス・フィーチャーリングの曲、ラテンメドレー、スペイン、二人ぼっちのコラージュ等用意してあります)
 なども承っております。

*個人レッスンや個人オファーはフェイスブック等を通じてお問い合わせくださいませ。
  










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# by DAIROBARIBARI | 2015-08-28 01:40 | レッスン、演奏依頼 案内  

いわゆる盆と正月がいっぺんに来たような能登モントレージャズフェス

中学一年生の時に出会った最初のジャズは日野皓正クインテット。
吹奏楽のクラ吹きの友達がリードを買いに行くというので付いていったのが今は無きヤマハ渋谷店。
普段のファーストフロアはLPフロアだったが、その時偶然に臨時改装してライブコンサートをやっていた。
フォークバンドとロックバンド、そして最後のバンドが日野クインテットだった。
歌や振り付けを合わせてパフォーマンスする二つのバンドと全く違うのが、日野クインテットのそれぞれメンバーの立ち居振る舞いだった。日野さんはロンドンブーツにパンタロン、長髪にサングラスで海老反りになって白いフリューゲルホルンでハイノートを連発、テナーの村岡健さんは逆に微動だにせずネチネチと音を織り込み(同じく白いテナー!)、ピアノのコルゲンさんはピアノに突っ伏し、ドラムの日野元彦さんは猫背で獲物を狙うが如くで、時々何事か捕まえてはニコリとする。ベースの稲葉国光さんはひたすら超然として仏像のようだった。
そんな五者五様の個性が勝手に飛んだりまとまったりするのが面白くてこの初体験の音楽に一気に引き込まれた。
中学生の分際でヒッピー文化がジャズ界にも浸透していた渋谷のオスカーやら新宿タローやらピットイン等のライブハウスにしょっちゅう短パンのまま出入りしていた。線香が充満している店もあった。
追っかけるミュージシャンは殆ど日野さんだった。日野さんがラッパからつば抜きするしぐささえ愛しくて,その飛まつを浴びる最前列で聴くのが好きだった。ドラムとサックスを始めていた自分はいつの日かこのバンドに加入するのだと心に決めていた。
約20年後、日野さんにスカウトされて念願だった入団が叶う。

高校2年の時、初めて携行できるレコーダーが発明された。ソニーのカセットデンスケ。
非常に重いその機材を持って金沢の宝生流能楽や輪島朝市や波の音、最後に御陣乗太鼓を録音した。特に御陣乗太鼓の迫力に圧倒された。太鼓一台という潔さ、入れ替わり立ち変わりソリストが代わる個性、見栄をきる仕草などにジャズを感じてしまった。(去年初体験したゲタ夫さんはロックだ!と仰ってた。それもよく分かる)御陣乗太鼓とも必ず競演するぞ!と誓った。あれから40年以上もかかってひょんなことから能登七尾の5スポットのマスター、西川さんがキューピットとなって頂いてピンクボンゴとの悲願のコラボレーションが去年七尾のアートホールで実現した。

大和民族の静と動のパワーを表現した我がオリジナル「スサノオ」で御陣乗太鼓を曲中曲として演出するのだが、今回の能登モントレーのステージではさらに積極的に絡んでコラボ感が進化した。

日野さんのステージでは最後の曲で日野さんの手招きで乱入させていただいた。
日野さんのTpは衰え知らず。そしてそのリーダーシップやアスリートのような反射神経は今尚健在で本当に恐れ入る。

日野バンド退団後は、自分らしさを求めた形がピンクボンゴに集約されたが、能登モントレージャズフェス2015は私の角度から観ると、「宮本大路の人生」がある意味集約されたようなハレの舞台となった。

日野さんや御陣乗の北岡さんはもちろん、プロデューサーの白石さん、キューピッドの西川さん、ピンクボンゴのメンバー、そしてこの夢の舞台に立ち会ってくれた生き証人の濃いファンやお客様に深く感謝する。





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# by DAIROBARIBARI | 2015-07-28 00:52 | 大ARY  

あの映画をもう一度

割と映画は観る方だと思う。タイムリーに映画館へ、とはいかなくてもTSUTAYAで新作、準新作や話題作の6~70%位は観てるんではないか。
最近はCGはどんどん進んでいるし、展開のスピードは大概小気味良いから、恐ろしく退屈する映画には滅多に出くわさないのだが、胸に響く作品となると、むしろ昔の方が多かったんじゃないか、と感じる。
そんなわけで、老い先短いこの人生、感動で揺さぶられた名作をアンコール視聴していこうと決めた。
誰でも最高に好きな作品というのは多かれ少なかれ有るはずだが、それでも5回以上は観てる!という作品は何本も無いのではないか。おそらく4~5回以上観たという超お気に入りは数作で、2~3度観た、という作品の方が割りと多数あるのではないかと推測する。

黒澤明の「七人の侍」、フランシス・コッポラの「ゴッドファーザー」、チャールトン・ヘストン主演の「猿の惑星」、フェデリコ・フェリー二の「道」、ヒッチコックの「鳥」、ジャック・ニコルソン主演の「カッコーの巣の上で」、ダスティン・ホフマン主演の「真夜中のカウボーイ」、クリント・イーストウッドの「許されざる者」、リュック・ベンソンの「レオン」etc.この辺りは何度も何度も観て、もう充分なのだが、一回だけ(多くて二回)観て衝撃を受けたが、それ以来観ていない作品をこの際リピートしてみようと思った。

その栄えある<あの映画をもう一度>シリーズの一本目は「危険な情事」(マイケル・ダグラス主演)
20年以上前に本作を観て、映画だけでトラウマになった筈だったのだが…(苦笑)、今回もう一度観て完全に萎えた(爆)。はい、もう、その代償はただごとではないことがよ~く分かりました。。。はい。すみません。
二本目はスティーヴン・キング原作「ショーシャンクの空に」。
主演はティム・ロビンスとモーガン・フリーマン。20年振りに会ってもスっと心開いて静かに話せる親友の様な映画だ。そうそう。こうやって静かに感動する映画が少なくなってきたように思うのだ。

自分はドラマでも戦争モノでもSFでも恋愛モノでもアクション系スポーツ系でもなんでもOKなのだが、次はどの辺から攻めようかな。







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# by DAIROBARIBARI | 2015-07-19 00:15 | 大ARY