マルチで単身欧州巡業

音楽雑誌にも寄稿しているのでブログへの投稿控えていました。順次載せていきます。
2013 11/20~12/1の出来事です。

■ウイーン市やドイツ・ブッパタール市の招きで、単身10日間の欧州演奏旅行に
行ってきた。
天才的なコンテンポラリーダンサーで振付家のピナ・バウシュが2009年に68歳で
他界したが、その影響力は図り知れず、残ったダンスチームは今も精力的に活動、
最近では、「ベルリン天使の詩」等の名監督でもあるヴィム・ベンダースが
ピナを撮った映画「Pina/ピナ・バウシュ踊り続けるいのち」(2012)が
アカデミー賞にノミネートされ、その映画音楽にも携わりピナと
交流の深かった作編曲家の三宅純のオファーで特殊編成の楽団に加わることに
なった。ウィーンフィルのメンバーもいるという話だったので、とても楽しみに
していた。
以下、旅の徒然にしたためた雑然とした日記をそのまま披露、ということで,
お付き合いのほど…。
■主な登場人物
☆純君/三宅純。バークリー音楽大学時代の同期。
1981年マサチューセッツ・ファウンデーション主催の
作曲コンクール部門で優勝。帰国後はCM王と
呼ばれるほどのCM音楽制作に手を染め、かたわら意欲的なCDアルバムを10数枚
リリース。1996年にはオリバー・ストーンの推薦により、クリエイティヴ・
アーティスト・エージェンシーと正式契約。2005年にパリにも拠点を設け、
2007年に発表したアルバム「Stolen from strangers」は欧米の音楽誌で
「年間ベストアルバム」「音楽批評家大賞」などを受賞。
ギャラリーラファイエット・オムの「2009年の男」に選出され、同年5月には
パリの街を三宅純のポスターが埋め尽くした。
今回の白バリ道中記の根幹を成すのは、彼が主要楽曲を提供したヴィム・ベンダース
監督作品「ピナ/踊り続けるいのち」で、European Film Award 2011,
ベストドキュメンタリー賞受賞、またアカデミー賞2012年ドキュメンタリー部門、
英国アカデミー賞2012年外国語映画部門にノミネートされた。
それに端を発したイベントである。
☆詩菜ちゃん/純君の愛娘。26歳。パリでアート関係の仕事をしている。
☆恭子ちゃん/純君の長年の連れ合い。
☆ウォルフガング/ブッパタール側が仕掛けたサックスの刺客、ドイツ人。
☆フェリックス/ドイツのジプシーヴァイオリンのスター
☆リサ/米国の繊細なヴォーカリスト
☆ゼルイス/南米の陽気なパーカッショニスト
☆ヴァーニャ/ブルガリアンボイス・チームの明るいコンダクター
☆INGRIDさん/ウイーン側の窓口の人。
☆宮地さん/ウイーン・ヤマハのテクニシャン及びリペアマン

○月初日
エレクトリックチケットのバウチャーコピーなど持たずに
羽田からパリ~トランジット~ルフトハンザのゲート内まで脳天気に進入達成。
後で気が付いたが、どうやらINGRIDさんや純君がPDFで二ヶ月前に
メールで送っていてくれたものを見落としていたようだ。
相変わらずのボケさ加減がさらに進行していて我ながらほとほと参る。
(ただし、昔ながらに電話でリコンファームしておいてよかった/汗)
4度目のドゴール空港でも例によって案の定迷ったが、極めつけはドイツ•デュッセルドルフ行きのトランジットのためにターミナル1行きのバスに乗らなくてはならないのだが、案内されたバスはターミナル1行きとは書いてないので念には念を入れたが「行く」という。しばらく走ってやはりだんだん不安になり、運転手に本当に行くのか再び訊ねたら、もう過ぎた、後ろだと言う。え~!ウソ~!と憤慨しているとバス内電光掲示板の停留所の一つの、その下の方に小さくターミナル1と書いてあるではないか。つまりはなんとバスでまた乗継なのであった。なんと複雑にして不親切なのか、恐れ入った。バスで空港内二周の空港内観光。ちっとも面白くない。
しかし、それにもまして純君はオレがチケットも持たずルフトハンザのトランジットカウンターに辿り着いたことに感心しきり(笑)いやあ、久しぶり~!!!(汗)
パリからエンジニアのフィリップとベースのマニュー、ドラムのゼルイスとも合流。
純君達と談笑して楽しかったが、デュッセルドルフ行きの飛行機は当地の悪天候のために4-5時間遅れてしまった。
代替小型飛行機でなんとかデュッセルドルフに到着。辿り着いたブッパタールは寂しい街だった。モノレール発祥の地だとか。
シャワーを浴び、持ってきた楽器5本、バスクラリネット、ソプラノサックス、
アルトフルート、フルートを念入りにチェック。
チェックといえば…アルトフルートとフルートはトランクに衣類などと一緒に
閉じ込め、バスクラリネットとソプラノサックスは機内に持ち込むために
座席をもう一席確保した。思い出すとその交渉(英語で)は大変だったな。
それこそ難航といってもいい。東京ーパリ間はなんとかなったが、
その後の欧州各国間は手付かずのままに気がついて、そこも同じ様に座席を
確保してもらい、万が一の盗難や没収を恐れて石森楽器店や昭和楽器店に紹介して
もらった保険屋さんと相談して楽器保険にも入った。
楽器保険加入のコツは帰国したら解約すればカナリ倹約になる。そこがポイント。
さて、ホテルで遅い晩飯。
しかし、ここのビーフコンソメスープが酸っぱくて、パスタもまずかった。
さて、さんざんな第一日目がほぼ終了。眠くなってきたぞ。
明日に備えるかな…
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by DAIROBARIBARI | 2014-03-29 03:25 | 大ARY  

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