好きさ大好きさ

往年のジャズミュージシャンが今や殆ど他界して一時代が終息し、後に続くものはそれをジャズクラシックとして本流を引き継ぐか、スタイルを変えて懐にジャズのナイフを忍ばせるか、どちらかの生き方を選択するしかない時代になったが、それでも残ったジャズキングが一人逝ってしまう度にセピア色になったフォトアルバムをしまいこむように切なくなる。
自分にとってはジャズでもなんでもないのに、島倉千代子さんが亡くなったのは同様の感慨が湧き起こる。
なにせ学生時代はじめて小遣いで買ったLPレコードが、エリック・ドルフィーの入ったテッド・カーソンと当時日本では全く無名だったアストル・ピアソラのモダンタンゴ、そして日本では有名歌手の王道を歩いていた島倉千代子の全集だった。テッド・カーソンがジャズ・トランペッターであることを案外プロ・ミュージシャンでも知らない人が多いだろう。
ピンクボンゴ発祥の由来として、このエピソードを話すことがあるのだが、テッド・カーソンを知っているお客さんもまた少ないので、「自分で買った最初のレコードはマイルスとピアソラと島倉千代子」と言うことにしている。そう言うと皆納得するので(笑)。
マリーンも高橋真梨子さんも渡辺真知子さんも鈴木雅之さんも皆サポートしてみたいと心深く思っていたので夢実現したが、島倉さんだけはついに果たせず残念だった。(森山良子さんも昔から憧れ…未だ果たせず…でももういろんな意味でタイムイズオーヴァーだな)

ピンクボンゴでお千代さんの「本気かしら」をフランス人歌手のスブリームを起用して収録したが、
仏訛りの日本語を期待したのに、すでにスブリームは日本滞在期間が長過ぎて日本語が流暢になり、制作意図が発揮できなかったのでお蔵入りしたいきさつがありました(笑)。
この音源は残っているのですが、皆さん聴きたいですか?って、…このブログは一方通行なので
反応を知る術も難しく(笑)。
自分の場合、ブログをBBS状態にすると反応を期待する文章になり正直じゃなくなる気がするので、この形態を取っている訳であり。。。

影響を受けた人が亡くなると、自分も芯から一つ確実に歳を取ったのを実感。
ご冥福をお祈りします。











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by DAIROBARIBARI | 2013-11-11 21:41 | 大ARY  

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