肉体の時代

ごく最近、否、今日と言ってもいい…
坂口安吾の「肉体の時代」という意味がようやく分かってきた。
それは、体力に任せて突き進んできた2~30代のことを指すのではなく、50代を半ば過ぎて実感することなのだ。
「不惑」の年齢などとっくの昔に通り過ぎているにも関わらず、この年齢に及んでも煩悩に苛まされている。しかし、こうであるに違いない、こうあるべきだ、という迷妄に近い信念の熱源に引っ張られて亀の歩みをするのが肉体なのだな。もう少し頑張ってくれよな。
親父が生前、55~6歳にして初めて車の免許を取り、10年以上歩みを共にした愛車のいよいよ廃車
寸前の落日期に「おい!もう少し頑張ってくれよな」と日焼けしたボンネットをポン!と叩いていた情景をフイに思い出した。
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by DAIROBARIBARI | 2013-02-26 00:43 | 大ARY  

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